貝印のハサミができるまで|11の製造工程と職人のこだわり【KAI FACTORY】
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「より多くの人に、より良い商品を」
1908年の創業以来、貝印株式会社は伝統を守りながらも常に新たな挑戦を続け、刃物づくりにこだわり続けてきた日本を代表するメーカーです。その品質の秘密は、一本のハサミが完成するまでに経る11の厳格な製造工程にあります。
手芸・パッチワーク・刺繍を楽しむみなさんが毎日手にする「ハサミ」。そのひとつひとつが、どれほどの手間と技術によって生まれているか、ご存知でしょうか?
貝印ハサミの製造工程:11ステップの職人技
貝印のハサミは、以下の11工程を経てはじめて「切れるハサミ」として完成します。
- レーザーカット:コンピュータ制御でステンレス鋼材を精密に切り抜く
- 熱処理:約1000度に加熱後、急冷・焼戻しで硬さと粘りを与える
- 背研ぎ・表面研磨:刃の背面と表面を丁寧に研磨し、滑らかに仕上げる
- 裏スキ・刃付け:刃の裏面を薄く削り、切れ刃を形成する
- ショットブラスト:細かい金属粒子を吹き付け、均一なマット感を出す
- ハンドル成形:長時間の作業でも疲れにくい握りやすい形状に成形
- マーキング:ブランドロゴ・品番を刻印する
- 小刃付け:刃先に最終的な切れ刃(小刃)を付ける
- 曲げ・ネジ付け(組立て):2枚の刃をネジで組み合わせ、ハサミとして完成させる
- 調整・検査・包装:一本一本手で確認し、切れ味・開閉具合・外観を厳しくチェック
- 完成:すべての工程を経て、ようやく一本のハサミが完成する
各工程の詳細と現場の写真は、貝印の公式サイト「KAI FACTORY」でご覧いただけます。
▶ KAI FACTORY|ハサミの製造工程を見る(貝印公式サイト)
よくある質問(FAQ)
- Q. 貝印のハサミはどこで製造されていますか?
- A. 貝印のハサミは、岐阜県関市のカイインダストリーズ株式会社 田原工場で製造されています。関市はドイツのゾーリンゲン、イギリスのシェフィールドと並ぶ「世界三大刃物産地」のひとつで、700年以上の刃物づくりの伝統を持つ地域です。
- Q. 手芸・パッチワーク用にはどのハサミが向いていますか?
- A. 刃先が鋭く、細かい糸切りやアップリケに対応できるクラフトシザースがおすすめです。スラッシュキルト技法にも最適です。
- Q. 貝印のハサミはどのくらい長持ちしますか?
- A. ステンレス鋼製で錆びにくく、適切にお手入れすれば長期間ご使用いただけます。熱処理による硬さと粘りが、切れ味の持続性を支えています。
道具を知ると、手芸がもっと楽しくなる
使う道具の背景を知ることで、手を動かす時間がより豊かになります。貝印のハサミは、単なる「切る道具」ではなく、100年以上の職人技が宿った一本です。
アムノス手芸 atelier SHEEP & SHEPHERDでは、この貝印のクラフトシザースを取り扱っています。ぜび手に取って、その切れ味をお確かめください。
