インチとセンチの換算表|手芸・裁縫で使う単位変換を完全解説【初心者向け】
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インチとセンチの違いとは|手芸で知っておきたい基礎知識

手芸や裁縫を始めると、「インチ」と「センチ」という2つの単位に出会います。海外の型紙や生地、道具を使う際に必ず必要になる知識です。インチ(inch)は主にアメリカやイギリスで使われる長さの単位で、センチメートル(cm)は日本を含む多くの国で使われる国際標準の単位です。
1インチ = 2.54センチメートルというのが基本の換算式です。この数字を覚えておくだけで、海外の型紙やパターンもスムーズに使えるようになります。
手芸の世界では、特にキルティングやパッチワークで「インチ」が頻繁に使われます。アメリカ発祥のこれらの技法では、今でもインチ表記が主流です。また、輸入生地の幅や、海外製の定規・カッティングマットなどもインチ表記のものが多く見られます。
インチとセンチの換算表|すぐに使える早見表
手芸でよく使うサイズのインチとセンチの換算表をご紹介します。この表を参考にすれば、計算機を使わずに素早く変換できます。

基本の換算表(1インチ〜12インチ)
| インチ(inch) | センチメートル(cm) | ミリメートル(mm) |
|---|---|---|
| 1/8" | 0.32 cm | 3.2 mm |
| 1/4" | 0.64 cm | 6.4 mm |
| 1/2" | 1.27 cm | 12.7 mm |
| 3/4" | 1.91 cm | 19.1 mm |
| 1" | 2.54 cm | 25.4 mm |
| 2" | 5.08 cm | 50.8 mm |
| 3" | 7.62 cm | 76.2 mm |
| 4" | 10.16 cm | 101.6 mm |
| 5" | 12.70 cm | 127.0 mm |
| 6" | 15.24 cm | 152.4 mm |
| 7" | 17.78 cm | 177.8 mm |
| 8" | 20.32 cm | 203.2 mm |
| 9" | 22.86 cm | 228.6 mm |
| 10" | 25.40 cm | 254.0 mm |
| 11" | 27.94 cm | 279.4 mm |
| 12" | 30.48 cm | 304.8 mm |
生地幅の換算表
生地を購入する際によく見かけるサイズの換算表です。
| インチ(inch) | センチメートル(cm) | 用途 |
|---|---|---|
| 36" | 91.44 cm | キルティング用生地(ファットクォーター) |
| 42" | 106.68 cm | 一般的な生地幅 |
| 44" | 111.76 cm | 標準的な生地幅 |
| 45" | 114.30 cm | 日本の標準的な生地幅に近い |
| 54" | 137.16 cm | 広幅生地 |
| 60" | 152.40 cm | ホームデコ用広幅生地 |
パッチワーク・キルティングでよく使う分数インチ
| 分数インチ | センチメートル(cm) | 使用例 |
|---|---|---|
| 1/8" | 0.32 cm | 細かい縫い代 |
| 1/4" | 0.64 cm | パッチワークの標準縫い代 |
| 3/8" | 0.95 cm | やや広めの縫い代 |
| 1/2" | 1.27 cm | 一般的な縫い代 |
| 5/8" | 1.59 cm | 洋裁の標準縫い代 |
| 3/4" | 1.91 cm | 広めの縫い代 |
| 7/8" | 2.22 cm | しっかりした縫い代 |
インチからセンチへの換算方法|簡単な計算式
基本の計算式
インチ × 2.54 = センチメートル
例えば、5インチをセンチに換算したい場合:
5 × 2.54 = 12.7センチメートル
センチからインチへの換算方法
センチメートル ÷ 2.54 = インチ
例えば、10センチをインチに換算したい場合:
10 ÷ 2.54 = 3.94インチ(約4インチ)
簡易的な覚え方
正確な計算が必要ない場合は、以下の概算を覚えておくと便利です:
- 1インチ ≒ 2.5センチ(少し小さめ)
- 4インチ ≒ 10センチ
- 10インチ ≒ 25センチ
- 40インチ ≒ 100センチ(1メートル)
手芸でインチが使われる場面
1. パッチワーク・キルティング
アメリカ発祥のパッチワークやキルティングでは、今でもインチ表記が主流です。型紙、カッティングマット、専用定規などがインチで作られています。特に「1/4インチ(6.4mm)」は、パッチワークの標準的な縫い代として世界中で使われています。
2. 輸入生地
海外から輸入される生地は、幅がインチで表記されていることが多くあります。「44インチ幅」「60インチ幅」といった表記を見かけたら、この換算表を参考にしてください。
3. 海外の型紙・パターン
英語圏の型紙や編み物パターンは、ほとんどがインチ表記です。サイズ展開や仕上がり寸法を確認する際に、換算が必要になります。
4. 輸入道具・資材
カッティングマット、定規、ロータリーカッター、刺繍枠など、海外製の手芸道具はインチ目盛りのものが多く見られます。両方の単位に慣れておくと、道具選びの幅が広がります。
インチ表記の道具を使うメリット
1. 海外の作品が作りやすい
インチ表記の道具を使えば、海外の型紙やチュートリアルをそのまま使えます。いちいち換算する手間が省け、計算ミスも防げます。
2. パッチワークに最適
パッチワーク専用の定規やカッティングマットは、インチ目盛りが細かく刻まれており、正確な裁断ができます。1/8インチ単位での作業がスムーズです。
3. 分数計算がしやすい
インチは1/2、1/4、1/8といった分数で表現されるため、半分や4分の1といった計算が直感的にできます。
初心者が知っておきたいインチの基礎知識
インチの記号
インチは「"」または「in」と表記されます。例えば、5インチは「5"」または「5in」と書きます。フィート(12インチ=1フィート)は「'」で表記されます。
分数インチの読み方
パッチワークでよく使われる分数インチの読み方:
- 1/8" = エイトインチ(8分の1インチ)
- 1/4" = クォーターインチ(4分の1インチ)
- 3/8" = スリーエイトインチ(8分の3インチ)
- 1/2" = ハーフインチ(2分の1インチ)
- 5/8" = ファイブエイトインチ(8分の5インチ)
- 3/4" = スリークォーターインチ(4分の3インチ)
ファットクォーターとは
パッチワーク用語で「ファットクォーター(Fat Quarter)」という言葉があります。これは、1ヤード(36インチ)の生地を4等分したサイズで、約18インチ×22インチ(約45cm×55cm)の生地のことです。小物作りやパッチワークに最適なサイズとして人気があります。

便利な換算ツールと道具
1. 両面目盛りの定規
片面がセンチ、もう片面がインチの目盛りになっている定規が便利です。両方の単位を同時に確認でき、換算の手間が省けます。
2. オンライン換算ツール
スマートフォンやパソコンで使える無料の単位換算ツールも多数あります。複雑な計算が必要な時に活用しましょう。
3. 換算表の印刷
この記事の換算表を印刷して、作業スペースに貼っておくと便利です。すぐに確認でき、作業効率が上がります。
4. スマートフォンの計算機アプリ
「インチ センチ 換算」で検索すると、専用の計算機アプリが見つかります。頻繁に換算が必要な方は、インストールしておくと便利です。
よくある質問(FAQ)
Q1. なぜ手芸でインチが使われるのですか?
A. パッチワークやキルティングがアメリカで発展したため、今でもインチ表記が主流です。また、分数で表現しやすく、半分や4分の1といった計算が直感的にできるメリットがあります。
Q2. インチ表記の型紙をセンチで作ることはできますか?
A. 可能ですが、換算誤差が積み重なると仕上がりサイズがずれる可能性があります。正確に作りたい場合は、インチ目盛りの定規を使うことをおすすめします。
Q3. 1/4インチの縫い代は何センチですか?
A. 1/4インチは約0.64センチ(6.4mm)です。パッチワークでは、この縫い代が標準的に使われます。
Q4. 生地を買う時、インチとメートルどちらで注文すればいいですか?
A. 日本国内の店舗ではメートル単位が一般的ですが、海外通販ではヤード(36インチ=約91cm)単位が多いです。必要な長さを事前に換算しておきましょう。
Q5. インチ目盛りの定規は必要ですか?
A. パッチワークやキルティングを本格的に楽しみたい方には、インチ目盛りの専用定規があると便利です。海外の型紙を頻繁に使う場合は、持っておくことをおすすめします。
まとめ|インチとセンチを使いこなして手芸の幅を広げよう
インチとセンチの換算は、最初は戸惑うかもしれませんが、基本の「1インチ=2.54センチ」を覚えておけば大丈夫です。この記事の換算表を参考にしながら、少しずつ慣れていきましょう。
両方の単位に慣れることで、海外の素敵な型紙や生地、道具を自由に使えるようになり、手芸の楽しみが大きく広がります。パッチワークやキルティングに挑戦したい方、海外の手芸本を活用したい方は、ぜひこの換算表を活用してください。
手芸は世界共通の楽しみです。単位の違いを乗り越えて、世界中の美しい作品作りを楽しみましょう。
